彼らの叫びは日に日に大きくなっている。
(※すでに去年の秋から芽が出て騒いでいる)
早く畑に入れてあげなければ。
が、ここは東北…寒冷地。3月植えは極めてデンジャラスなのだ。
「4月まで辛抱してちょうだい。」
ところでいつの間にか彼らのとなりに、もう一つ玉ねぎネットがぶら下がっていた。
中には芽の出たジャガイモが1個…。
犯人はわかっている。同居人の子泣き爺よ!料理し忘れたわね。

「ちょっと!あのネットのイモは何なのかしら?」
「キタアカリだよ。畑に植えるでしょ?」
「植えないわよ!!」
以前から子泣き爺は、キタアカリを植えてくれとうるさい。
もちろん却下だわ。
わたしにはデストロイヤーの種イモが7個もあるのよ。
狭い畑に他のイモを植えるスペースは無いのだ。

だいいちキタアカリなんぞ普通過ぎて、このわたしが作るまでもないわ。
近所のスーパーに山ほどあるからね。
わたしは珍しくてカワイイ野菜が大好きなのだ~
つづく
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